ところざわ倶楽部          投稿作品       エッセイ&オピニオン


   
   
 「夢のユニバーサルゴルフ」
                     
                          2022-1-4 記 岡本 詔一郎
                                       

   

市の広報誌を見ていたら

 自分は、毎月月初めに来る市の広報誌や飛び立つ広場を隈なく見る習慣がある。これまで目にしなかった、ユニバーサルスポーツ第一回大会が目に留まった。第一回にひかれ、行くことにした。航空公園駅横の野外運動場が会場だった。何処が受付かも分からず、苦労してやっと中に入れ、体験会に参加させて頂いた。種目は3つボッチャー、モルックとウォーキングフットボールだった。


何故か

 主催者の話が聞きたくて、紹介して頂いた。子供でも、高齢者や障害者でも誰でも楽しめると聞き、自分は認知症カフェ立ち上げに夢中になっていたことも有り、興味が沸いて来た。 更に、新しいもの好きな自分が、所沢発祥のユニバーサルスポーツを作りたくなった。主催者の鮎川様に話したら、手掛けていないらしくほっとした。


これは行ける

 3種目とも体験した、感想は少し難し過ぎる、もっと親しみ易いものを作りたいと思い出した。自分は妻の薦めも有り数年前からグランドゴルフをやっており、高齢者に最適と思い、自分が所属しているメンズクラブと自治会にクラブをすぐ立ち上げた。更に、所沢の運動場にその名を冠したグランドゴルフを作りたいと早稲田グランドゴルフを止め、「北野グランドゴルフ」週2回のクラブを立ち上げた。このグランドゴルフのユニバーサル版がすぐ頭に浮かんで来た。


直ぐ

 パソコンに向かい、構想を練り、出来上がった。自分が作った北野グランドゴルフの2代目会長に話したが余り乗り気でなかった。自分の思い程にみんなは関心が無い!公民館や老人憩いの家にも話を持ち掛けたがしっくり来なかった。


それで

 自分が最初に出会ったユニバーサルスポーツ大会の責任者に試してもらうことにした。早速、彼が主催しているユニスポクラブに参加し試した。ところが、参加費が1,000円ちょっと高いと思ったが、4人ほどでプレイ。航空公園野外ステージだったので、場所はコンクリで傾斜しており、グランドゴルフ用のボールでは転がり過ぎ苦戦した。自分のユニゴルフは、手で球を投げリンクに入れて楽しむスポーツ。誰でもどこでも、外でも、部屋の中でも小さな部屋でもでき、基本的には無料でやれるようにしたいと思っていた。


従って

 お金を取ってやっているユニスポクラブの協力を得て、ユニスポクラブを作ったら、自分の独自の考えで、ユニスポゴルフの集いが開けない!と気が付き、ユニスポクラブの会長さんに、その旨話し、一緒に研究することは断念した。


話を持ち掛けるが

 公民館も老人憩いの家も思うように話に乗って気頂けない。唯一、さくら荘は自分が月1回グランドゴルフをやっており、みんなでグランドゴルフを楽しんだ午後、数名で試しにプレイして貰った。何とか行けそうという実感が湧いて来た。改善点も見つかり有難かった。


何処でやって貰うか?

 公民館では交流会と称して、高齢者や障害者を対象としているお話会が流行り出しているので、その人たちにやって貰うのが最適だと思い、館長さんや所長さんに話した。新しいものであり進んで取り組みたいと言うとこまでは行かず、薦めるのは断念した。


それでも

 自分はこんな良いものはない!と実感しているので、諦められない。今度は体操教室に目を付けた。100歳健康体操を市が推奨しているので、そのメンバーにやって貰うことを思い付いた。さくら荘のグランドゴルフが終わって、帰る時に、体操教室を終り、帰っている人を見かけ、そうだ、話して見様!男の方に話し掛けたら、先生に話すように言われ、早速、話したら乗り気の発言!「新年明けの1月にやって見ましょう」と言っていただいた。嬉しかった。


こんどは

 小手指荘の所長さんに以前話していたので電話が掛かり、体操教室の責任者の方が話を聞きたいと言っていると!弾みが付いて来たような気がする。濡れて手にあわ?かも知れないが希望が湧いて来た。更に、こども未来館で、「所沢ユニバーサルスポーツ倶楽部」の参加無料の案内が広報誌に載っているのを発見。


無料

 自分が目指す、無料! 開催日に早速行った。プレイは出来なかったが会長さんと話が出来、次の実施日に体躯館の中央の場所が空いているので、そこでやって見ましょうと快諾して頂いた。未来館のユニバーサルスポーツの種目に入れて呉れるかも!所沢発、新ユニバーサルスポーツが誕生するのが夢で無くなりそう。


また来よう 楽しかった!

 所沢市内の公民館や老人憩いの家等で、「又、次回も来よう!」と言ってくれる日が夢では無さそうな気がして来た。